こんにちは。
ゼロイチエステート、代表の坂本徹です。
近年、Instagramで飲食店の情報を検索する人が増えています。みなさんもInstagramを上手に活用しているアカウントを見たことはありませんか?
今回のコラムでは、飲食店でおこなわれているInstagramのキャンペーンやプロモーション事例について解説いたします。みなさんのご参考にしていただけますと幸いです。
Instagramの基本情報
Instagramは、写真や短い動画をベースに情報を発信することができるSNSです。国内の月間アクティブユーザー数は、6600万(2023年11月時点)以上、また、月間アクティブアカウント数は、20億以上(2022年10月時点)です。
基本的には無料で使用できることから、10代から30代の若者世代を中心に、世代を問わず親しまれているSNSのひとつで、特に、日本の利用者は、ハッシュタグやストーリーズを好む傾向にあります。
利用者が多く、映像で商品やサービスを伝えることができることから、広報・マーケティングを目的としてInstagramを活用する企業も増えています。
飲食店がInstagramを利用したキャンペーンを行うメリット
近年、Instagramを利用し、集客や認知度アップを図る企業が増えています。特に、飲食店がInstagramを利用したキャンペーンやプロモーションを行うメリットについて解説します。
新規フォロワーの獲得
キャンペーンに応募するためには、アカウントのフォローが必須です。そのため、新規のフォロワーを増やすことができます。キャンペーン終了後も情報を見てもらうことができるため、店舗の認知をしてもらうことができます。
お客様とのコミュニケーション
投稿に対する「いいね」や「コメント」でお客様とコミュニケーションをとることができます。また、ダイレクトメールも活用することで、より親密な関係性を築くことができます。
認知度アップ
キャンペーンやプロモーションの一番の目的でもある「認知度アップ」。投稿を見た人や、参加者による情報の拡散は、SNSの大きな特徴であり、認知度向上に期待ができます。
キャンペーン・プロモーション事例5選
1)「スシロー」フォトキャンペーン
大手回転寿司店スシローでは、InstagramとTwitter(現在はX)で、フォトコンテストを行いました。抽選で100名にお食事券が当たることもあり、多くのフォロワーにスシローで楽しく過ごす様子を投稿してもらうことで、認知をさらに広め、来店の動機に繋げました。
2)「CoCo壱番屋」フォロー&コメントキャンペーン
CoCo壱番屋では、Instagramでフォローとコメントをすると抽選で20名にプレゼントが当たる企画をおこないました。「推しココイチ」と称して好きなカレーの組み合わせを投稿してもらうことでフォロワーの新規獲得と認知度の向上につながり、来店の動機にしました。
3)「吉野家」アレンジレシピ投稿によるプロモーション
牛丼チェーン吉野家では、「おうち吉野家」の公式Instagramを運用しています。新型コロナの影響で集客が難しくなったお客様に対して、ご自宅でも吉野家の牛丼を楽しんでもらうために、牛丼の具の冷凍食品を使ったアレンジレシピを公開しています。投稿を見てもらうことは、冷凍食品を手に取ってもらい、購入のきっかけを作るためのプロモーションになっています。
4)「コメダ珈琲」インスタライブ
コメダ珈琲では、公式Instagramで福袋やサマーバックの販売の時期に合わせて、インスタライブを開催しています。インスタライブでリアルタイムに中身の紹介を行うことで、フォロワーとのコミュニケーションを取ることができ、来店や購入の動機づけに繋がります。
5)「日本マクドナルド」フォロワーさんの悩みを解決する投稿内容
日本マクドナルドの公式Instagramは、フォロワーさんの悩みを解決したり、あるあるネタで共感を生んだりする投稿をしています。子ども向けの商品を購入するファミリー層に向けて発信することで、フォロワーとのより密接なコミュニケーションを図ることができ、商品をより身近に感じてもらうためのプロモーションとしてInstagramを活用しています。
まとめ
今回は、飲食店でおこなわれているInstagramのキャンペーンやプロモーション事例についてお話ししました。いかがでしたでしょうか。
今や、検索ツールの一つとなっているInstagram。Instagramを活用することは、他店との差別化を図り、集客へ繋げる可能性を秘めています。
この記事が、皆さんの参考になれば嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。