こんにちは。

ゼロイチエステート、代表の坂本徹です。

みなさん、飲食店のTikTokを見かけたことはありませんか?

今回のコラムでは、飲食店でおこなわれているTikTokのキャンペーンやプロモーション事例について解説いたします。みなさんのご参考にしていただけますと幸いです。

TikTokの基本情報

TikTokは、15秒から1分程度の短い動画を作成し発信することができるSNSです。画像の加工効果が多く、音楽に合わせたダンス動画やメイク動画などインパクトのある動画を誰でも簡単に作ることができます。

国内月間アクティブユーザー数が1,700万人で、10代の利用率が圧倒的に高いのが他のSNSとの大きな違いですが、ユーザーも徐々に年齢が上がっている傾向にあり、今後の成長が期待できるSNSのひとつです。

  1. 飲食店がTikTokを利用したキャンペーンを行うメリット

近年、TikTokを利用し、集客や認知度アップを図る企業が増えています。特に、飲食店がTikTokを利用したキャンペーンやプロモーションを行うメリットについて解説します。

  • 「食べログ」の情報とリンクすることができる

TikTokは「食べログ」との連携を2021年4月にスタートしました。これにより「グルメリンク」の機能により飲食店の検索がしやすくなるだけでなく、メニューや価格帯などもすぐにチェックすることができます。TikTokの画面から店舗のページにアクセスしやすくなったことから、来店のきっかけにも期待できます。

  • Z世代にささる「バズる動画」「インフルエンサー」による拡散力

TikTokの特徴とも言える、短くインパクトのある動画は、Z世代にささると拡散のスピードが早いです。お料理のエンターテイメント性や個性と動画が掛け合わさることで、バズる動画になる可能性を秘めています。また、「インフルエンサー」による拡散力も高く、メニューのプロデュースをインフルエンサーにお願いする店舗もあります。

  • トレンドは、グルメ系ハッシュタグ

「#tiktokグルメマップ」を代表とした、グルメ系ハッシュタグがTikTok内でトレンドになっています。トレンドになるということは、注目している人、検索している人が多い証拠です。また、TikTokはAIがユーザーの好みを自動的に表示させる機能があることから、グルメに興味がある人にはレコメンドされていき、情報が拡散されます。

キャンペーン・プロモーション事例5選

1)【公式】ドミノ・ピザ

出典:ドミノ・ピザ公式TikTok

ドミノ・ピザの公式TikTokは、クーポンを利用したお得な注文の仕方や、製法を投稿するだけでなく、捨てるのに困るピザの箱を小さくして捨てられる方法などを投稿しているのが特徴です。食べるだけではなく、捨て方まで教えてくれ、まさに「かゆい所に手が届く」投稿ですね!

2)あそばれ 和牛と牛タンの店

出典:あそばれ 和牛と牛タンの店公式TikTok

あそばれ 和牛と牛タンの店の公式TikTokは、スタッフをメインとした投稿が特徴です。スタッフのファンになってもらうことと同時に、スタッフの採用にもつながっているようです。

3)ほっともっと【公式】

出典:ほっともっと公式TikTok

ほっともっと公式TikTokは、アレンジレシピやビールと一緒に合わせるなど「ひとりご飯」を意識した投稿が特徴です。仕事から帰って、ようやく食べる夕飯。お弁当は味気ないイメージもありますが、「現実ってこうだよね・・」「味気ないことない!」という共感を生んでいます。

4)焼鳥どん日垣兄弟

出典:焼鳥どん日垣兄弟公式TikTok

焼鳥どん日垣兄弟公式TikTokでは、「焼き鳥屋あるある」を投稿していることが特徴です。また、店主を全面に出すことでお店そのものに興味がわき、来店やアルバイト募集の動機になっています。

5)金沢フルーツ大福 凛々堂

出典:金沢フルーツ大福凛々堂公式TikTok

金沢フルーツ大福凛々堂公式TikTokでは、フルーツ大福の断面を切りながら見せる投稿をしています。何が入っているのかというワクワク感と断面の美しさは、思わず食べたくなっちゃいますね。

まとめ

今回は、飲食店でおこなわれているTikTokのキャンペーンやプロモーション事例についてお話ししました。いかがでしたでしょうか。

短い動画だけで伝えるTikTokは、これから利用者が増えると予測されているSNSのひとつにあげられます。上手に活用をすることで、店舗のメニューだけではなく、雰囲気も伝わりやすいことから、採用にも使われる機会が増えているようです。

この記事が、皆さんの参考になれば嬉しいです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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