こんにちは。
ゼロイチエステート、代表の坂本徹です。
みなさん、飲食店のX(旧:Twitter)を見かけたことはありませんか?
今回のコラムでは、飲食店でおこなわれているX(旧:Twitter)のキャンペーンやプロモーション事例について解説いたします。みなさんのご参考にしていただけますと幸いです。
X(旧:Twitter)の基本情報
X(旧:Twitter)は、140文字以内の短い文章で発信することができるSNSです。文章の投稿だけではなく、Xスペース」という音声でリアルタイムの会話ができる機能や、X Premiumという、課金したユーザー限定で25,000文字の長文投稿機能が提供され、用途がますます広まりつつあります。
国内月間アクティブユーザー数が6,658万人で、全年代の利用率の平均は46.2%、若年層がメインで利用していると思われる方も多いですが、40-50代でも約40%の方が利用しています。
X(旧:Twitter)の特徴は、リプライ(リツイート)機能による圧倒的な拡散力です。他のSNSに比べ拡散のスピードが早く、リアルタイムの情報が常に溢れているため、トレンドになりやすいためブランディングの手段のひとつとして、X(旧:Twitter)を活用する企業も増えています。
しかし、一方で「炎上」のリスクも知っておかなければなりません。認知度を上げたいがために、過激な内容の投稿をしてしまったり、フォロワーの悪意ある投稿で、炎上してしまうことがあることを頭の片隅において運用しましょう。
飲食店がX(旧:Twitter)を利用したキャンペーンを行うメリット
近年、X(旧:Twitter)を利用し、集客や認知度アップを図る企業が増えています。特に、飲食店がX(旧:Twitter)を利用したキャンペーンやプロモーションを行うメリットについて解説します。
多くのユーザーに見てもらうことができる
前項でもお伝えしましたとおり、X(旧:Twitter)は、今や2人に1人が利用しているSNSです。また、ユーザーは若者層を中心としていますが、世代別で見ても大差がないことが言えます。そのため、多くのユーザーの目に触れる可能性が非常に高く、キャンペーンの認知もされやすいでしょう。
お客様とのコミュニケーションによるニーズの把握
投稿に対する「いいね」や「コメント」「リプライ」でお客様とコミュニケーションをとることができます。それらの数値を計測、分析することで、ニーズを把握することができ、より今のトレンドにあう施策を打つことがでsきます。
認知度の向上や、ブランディングにつながる
発信内容を統一させることで、ブランディングに繋がります。キャンペーンやプロモーションの一番の目的でもある「認知度アップ」。投稿を見た人や、参加者による情報の拡散は、SNSの大きな特徴であり、認知度向上に期待ができます。キャンペーンだけではなく、普段から投稿することが大切です。ハッシュタグを上手に活かし、みなさんの飲食店のイメージに合う、統一感のある内容を目指しましょう。
キャンペーン・プロモーション事例5選
1)「丸亀製麺」無料クーポンが当たるキャンペーン
出典:丸亀製麺公式X
丸亀製麺では、Twitter(現在はX)で、トッピングの無料クーポンを配布するキャンペーンをおこないました。トッピングの追加クーポンの配布は、来店の動機となりますが、丸亀製麺に限らず「あなたの推し」を投稿してもらうことで、フォロワーやキャンペーンの応募者のニーズを掴む狙いがあると推測されます。
2)「丸亀製麺」コメント返しキャンペーン
出典:出典:丸亀製麺公式X
丸亀製麺のキャンペーンからもうひとつご紹介します。特定のハッシュタグをつけてコメントをするとコメントが返ってくるというキャンペーンです。「#丸亀製麺さん暑いです」というハッシュタグをつけて投稿してもらうことで、トレンドの上位に表示されることを期待し、話題を生むための施策です。この施策は「丸亀製麺」のさらなる認知度の向上や話題性につながりました。
3)「焼肉きんぐ」「ブルボン」コラボレーションによるキャンペーン
出典:焼肉きんぐ公式X
焼肉きんぐでは、人気のお菓子「ルマンド」を使用したデザートを発売し、そのキャンペーンのひとつとして、お菓子メーカーの「ブルボン」とコラボレーションしたキャンペーンをおこないました。新商品の認知、PRに加え、「焼肉キング」「ブルボン」の会社のフォロワーを増やすことでファンを増やし、他の投稿やキャンペーンへの動線になりました。
4)「焼肉牛角」リツートキャンペーン
出典:焼肉牛角公式X
焼肉牛角では、お弁当の販売が10万食を突破したことを記念して、リツイートキャンペーンをおこないました。このキャンペーンは、抽選で当たったフォロワーだけではなく、参加したフォロワー全員にお試しクーポンを配布することで、来店のきっかけに繋げました。
5)「シャトレーゼ」アレンジレシピ投稿
出典:シャトレーゼ公式X
シャトレーゼの公式Xでは、人気の商品のアレンジレシピを紹介しています。思わず真似したくなる投稿は、商品をより身近に、もっと生活に密着したものに感じてもらうためのプロモーションになっています。
まとめ
今回は、飲食店でおこなわれているX(旧:Twitter)のキャンペーンやプロモーション事例についてお話ししました。いかがでしたでしょうか。
良くも悪くもトレンドになりやすいX(旧:Twitter)ですが、上手に活用をすることで、店舗のブランディングにも繋がりやすく、他者とコラボレーションしやすいのが特徴です。うまく活用していきたいですね。
この記事が、皆さんの参考になれば嬉しいです。最後までお読みいただき、ありがとうございました。