こんにちは。
ゼロイチエステート、代表の坂本徹です。
飲食店を開業する際、多くのオーナーが直面する課題として「物件選び」が挙げられます。適切な物件を見つけることは、開業準備をスムーズに進めるための大切な過程の一つです。しかし、時間に限りがある中で理想的な物件を選ぶのは簡単ではありません。
今回は、開業準備を短期間で完了させるために押さえておきたい、物件選びのコツを解説します。
これから飲食店を経営したい方や、店舗の移転や事業の拡大などをお考えのみなさんのご参考にしていただけますと幸いです。
物件選びを始める前に押さえておきたい準備とは？
物件選びを効率的に進めるためには、最初に基本条件を明確にしておくようにします。
まず、繁華街や住宅街、駅近など、ターゲット顧客層に適した場所はどこなのか、立地条件の候補をあげます。また、必要な座席数や厨房スペースを確保できる店舗面積か、予算内で設備が充実している物件か、など優先する条件を考え、イメージを持っておくようにしましょう。
さらに、物件選びの判断基準として事業計画を事前に作成しておくようにしましょう。初期費用として敷金・礼金、内装費、設備費用などを見積もり、月々の賃料や光熱費、人件費を試算しておくことで、経営の全体像を確認することができます。具体的な数字を把握しておくことで、物件を選ぶ際の目安にもなります。
開業準備を短縮するための物件選びのポイント
短期間で開業準備を進めるためには、居抜き物件の活用を検討するのがおすすめです。居抜き物件とは、前テナントが使用していた設備や内装がそのまま残されている物件のことで、これを活用することで初期費用を抑えられるだけでなく、工期の短縮も期待できます。
例えば、厨房機器や空調設備が既に整っている物件では、それらを新たに購入・設置する必要がなく、大幅なコスト削減が可能です。
ただし、居抜き物件を選ぶ際には注意が必要です。現状の設備が自分の店舗の業態や規模に適しているかを確認しましょう。また、内装がそのまま利用できる場合でも、細かな改装や修繕が必要な場合があります。例えば、カウンターや座席レイアウトがターゲット顧客に合わない場合は、改装コストが発生します。そのため、物件を内覧する際には、専門家や施工業者に同行してもらい、具体的な改修内容と費用を見積もることをおすすめします。
居抜き物件に関しては、こちらの記事をご覧ください。
さらに、飲食店営業許可を取得するためには、水回りの整備や消防設備の設置など、法令を遵守し、特定の条件を満たす必要があります。例えば、シンクや排水設備が保健所の基準を満たしているかどうか、避難経路や消火設備が法令に準拠しているかを事前に確認することが重要です。これらが整っている物件を選ぶことで、許認可取得の手続きがスムーズになり、開業までの期間を短縮することができます。
また、許認可取得のために追加工事が必要な場合、事前にその費用と工期を確認しておくことが重要です。例えば、水回りの改修工事には数週間を要することもあるため、物件選定時にこれらの情報を見落とさないよう注意しましょう。
効率的な情報収集の方法
短期間で理想的な物件を見つけるためには、効率的な情報収集が欠かせません。不動産サイトを活用することはもちろん、不動産会社や仲介業者と連携するようにしましょう。
また、物件の外観や周辺環境を確認するために、現地を訪れ、自分の目で確認するようにしましょう。競合店の有無や通行量など、現地でしかわからない情報を把握することで、選択ミスを防ぐことができます。
特に、飲食店などの店舗に詳しい不動産会社は、多くの物件情報を持っていますので、条件に見合った物件に出会える可能性が高い傾向にあります。
物件探しは「ゼロイチエステート」にご相談を！
物件選びを迅速かつ正確に進めることで、開業準備を短期間で完了させることができます。サイトの検索だけではわからない情報は、専門知識が豊富なプロにお任せください。
「ゼロイチエステート」では、賃料やエリアなど、お客様の条件に合わせた物件を複数ご提案することが可能です。みなさんの理想の物件を逃さないお手伝いをいたしますので、お気軽にご相談下さい！
まとめ
今回は、これから飲食店を経営したい方や、店舗の移転などをお考えのみなさんに向けて、開業準備を短期間で完了させるために押さえておきたい、物件選びのコツについて解説しました。いかがでしたか？
物件選びを迅速かつ正確に進めることで、開業準備を短期間で完了させることができます。物件を選びが終了したら、内装工事やスタッフの採用など、安心して次の準備に取り掛かれますね。
この記事が、飲食事業を始めたい方や事業拡大をしたいみなさんの参考にしていただけると嬉しいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
